宮兄弟の現在と見分け方を徹底解明!どっちが兄?進路の真相

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原作終盤およびVリーグ編が描かれた際、読者に最大の衝撃を与えたのが二人の高校卒業後の進路選択でした。「二人揃って日本のトッププロになるのだろう」という読者の大方の予想を鮮やかに覆し、兄弟は全く異なる地平へと足を踏み出しました。

兄の宮侑は、高校卒業後にVリーグDivision 1の強豪チーム「MSBYブラックジャッカル」へ加入。背番号13を背負い、木兎光太郎、佐久早聖臣、そして烏野から合流した日向翔陽らを自在に操るトップセッターとして覚醒しました。さらには日本代表(A代表)にも選出され、世界の舞台で戦う名実ともに日本バレー界の至宝へと成長を遂げています。

一方、治の選択は世間を驚かせました。高校バレー界屈指の才能を持ちながら、治は高校卒業をもって競技バレーからスパッと身を引き、料理・飲食の道へと進んで「おにぎり宮」を立ち上げたのです。東京に店舗を構え、心を込めて握る絶品のおにぎりは大繁盛を記録。ブラックジャッカルの公式戦会場に出張ケータリングを出店するなど、競技者とは異なる立場から兄やかつてのライバルたちの胃袋と心を支え続けています。

なぜ、治はバレーを辞めたのか。その真相は、高校時代の二人の回想シーンに色濃く描かれています。治はかつて、侑に対して「侑は自分よりほんのちょびっとだけバレーボール愛しとる」と静かに告げていました。治にとってバレーボールは全力で打ち込むに値する楽しい競技であったものの、侑のように「飯を食うことや寝ることよりもバレーが最優先」という狂気的な純度には至っていなかったのです。そして治自身が何よりも愛していたのは「美味しい飯を食うこと」そのものでした。自分の幸福の芯を見誤らず、世間の期待ではなく自己の内なる声に従った治の決断は、作品屈指の名エピソードとして愛されています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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