ホテル住まいの費用は賃貸より安い?月額相場と盲点を徹底検証

ホテル住まいの費用は賃貸より安い?月額相場と盲点を徹底検証についての真相をお届けします。

一方で、実際にホテル暮らしをスタートさせた利用者が口を揃えて指摘するのが、「住居費以外のランニングコスト」の増加です。編集部が検証した現場のリアルな収支ポイントを紹介します。

1. 最大の変動要因となる「食費」の壁

ホテル客室の多くにはキッチンがありません。電子レンジや湯沸かしポットは完備されていても、本格的な調理は不可能です。そのため、外食やコンビニ弁当、デリバリーの利用頻度が上がり、単身者の食費が月6万〜8万円近くまで跳ね上がるケースが多く見られます。

賢く暮らしている長期滞在者の間では、共用キッチンスペース付きのライフスタイルホテルやアパートメントホテルを選ぶ、スーパーの見切り品を活用する、朝食ビュッフェ付きプランを契約して1日2食スタイルにするといった独自の食費節約術が実践されています。

2. コインランドリー代とクリーニング代

客室内に洗濯機がない施設の場合、館内や近隣のコインランドリーを利用することになります。1回の洗濯・乾燥で約500円〜800円かかり、週に2〜3回利用すると月額で4,000円〜8,000円程度の出費となります。アイロンがけの手間を省くためにノンアイロンシャツを活用するなど、衣類の管理方法にも工夫が求められます。

3. ホテルサブスクサービスの活用と料金相場

現在、定住型ホテル暮らしのプラットフォームとして「ホテルパス(hotelpass)」や「サブスくらし」などの専門サービスが広く活用されています。格安ビジネスホテルから大浴場付きのシティホテルまで幅広く提携しており、月額相場は都内なら13万〜18万円程度、地方主要都市なら9万〜13万円程度から探すことが可能です。

利用者の評判としては、「掃除の手間から解放されて仕事に集中できる」「立地が良いので通勤時間が激減した」という高評価がある一方、「週末や繁忙期に予約が取りにくくなるプランがある」「狭い部屋だと私物の置き場に困る」といったデメリットも挙げられています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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