南海トラフで大阪水没は本当か?津波到達時間と最新ハザードマップ解説
南海トラフで大阪水没は本当か?津波到達時間と最新ハザードマップ解説とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
SNS等でしばしば話題にのぼる「梅田水没説」。西日本最大のターミナルである梅田周辺は、実は海抜が低く、かつて湿地帯だった歴史を持ちます。大雨や高潮、津波遡上によって淀川方面から水が溢れ出た場合、地上だけでなく網の目のように広がる地下街へ濁流が流れ込む危険は否定できません。
梅田や難波の大阪地下街避難対策において最大の脅威となるのは、階段やエスカレーターが「滝」と化す現象です。地下空間に水が流れ込むと、水圧によって非常扉が開かなくなったり、停電による暗黒化で避難経路を失う恐れがあります。
地震発生時に地下街にいた場合、津波警報の発令を待たずに「揺れが収まったら速やかに地上へ脱出する」ことが最優先行動です。地上に出た後は、上町台地方面など標高の高いエリアを目指すか、頑丈な中高層ビルの上層階へと退避する垂直避難が命を守る鉄則となります。