なすの収穫が倍増!プロが隠す摘心の極意と秋まで実る裏技剪定法
話題沸騰中の なすの収穫が倍増!プロが隠す摘心の極意と秋まで実る裏技剪定法について、詳しいまとめを整理して公開しています。
「放任栽培でたくさん採れるほど、ナスは甘くないですよ」。関東有数のナス産地で代々ハウスと露地を手掛ける生産者は、苦笑いを浮かべながら剪定バサミを動かす。勢いよく伸びる主枝をそのままにしておくと、養分は上へ上へと逃げてしまう。結果として下層の受光態勢が悪化し、肝心の着果部へ同化産物が届かなくなるのだ。
摘心を怠った株は、初期こそ青々とした葉を茂らせて豊作を予感させるものの、梅雨明けとともに急激に失速する。いわゆる「なり疲れ」の正体は、無駄な生長点にエネルギーを吸い尽くされた樹勢の破綻に他ならない。プロが実践する多収穫の秘密は、限られた養分を最短距離で果実に届ける導線設計にある。余分な芽をピンポイントで止めることで、株全体の代謝が若返り、秋風が吹く10月下旬までピンと皮の張った上質な実を成らせ続けることができる。