プロが明かす下地処理の真実!塗装と仕上がりを激変させる研磨術
プロが明かす下地処理の真実!塗装と仕上がりを激変させる研磨術にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
研磨ペーパーの裏に印字された数字、いわゆる「番手」。この数字の意味を正しく理解することが、サンディングの迷宮から抜け出す唯一の地図となる。数字が小さいほど目は粗く、大きいほど細かい。初心者が陥る典型的な罠は、#80の粗目を使った直後に、早く仕上げたい一心でいきなり#240や#400へと飛んでしまうことだ。
粗い番手でついた深い溝は、細かなペーパーでは決して消せない。ただ傷の角が取れて寝るだけで、オイルを塗った瞬間に醜い引っかき傷として蘇る。基本は「#80 → #120 → #180 → #240」といった具合に、数字を一段ずつ刻むこと。前の番手でついた研磨痕を、次の番手で完全に消し去るまで決して次のステップに進まない。この忍耐強さこそが、鏡のような平滑面を生み出すための唯一の近道だ。