横紋筋と平滑筋の違いとは?構造と随意性をプロが徹底比較解説

横紋筋と平滑筋の違いとは?構造と随意性をプロが徹底比較解説とはどんな影響があるのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

光学顕微鏡で筋組織を覗いたとき、明暗の規則正しい縞模様がくっきりと浮かび上がる組織がある。これが横紋筋だ。この縞模様を作り出しているのが、整然と並んだ筋原線維である。筋原線維の内部では、太いミオシンフィラメントと細いアクチンフィラメントが規則正しく互い違いに重なり合い、サルコメア(筋節)と呼ばれる基本単位を形成している。このアクチン・ミオシンフィラメントが滑り込むことで、力強くスピーディーな収縮が実現する。

対する平滑筋には、このサルコメアによる規則的な縞模様が存在しない。顕微鏡で見ても表面は均一で滑らかに見えるため「平滑」と呼ばれる。フィラメント自体は存在するものの、網目状に斜めに交差するように配置されているため、横紋のような周期構造を示さない。その代わり、細胞全体が雑巾を絞るように変形しながら収縮し、持続的でエネルギー効率の高い緊張状態を維持できるのが強みだ。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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