暴力団の人数が過去最少に!激減の真相と勢力図・トクリュウ台頭の闇
暴力団の人数が過去最少に!激減の真相と勢力図・トクリュウ台頭の闇の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
警察統計上の暴力団員数が減ったからといって、犯罪インフラそのものが消滅したわけではありません。今、警察当局が最も警戒を強めているのが、SNSの「闇バイト」などを通じて離合集散を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ(通称:トクリュウ)」の台頭です。
暴排条例の網にかかる看板を捨てた不良層や元組員の一部は、ピラミッド型の強固な上下関係を持つ伝統的ヤクザではなく、テレグラムやシグナルといった秘匿性の高い通信アプリを用いて緩やかにつながる犯罪ネットワークへ移行しました。
特殊詐欺、強盗、不正送金、違法風俗ビジネスなどにおいて、トクリュウは実行役(受け子や叩き役)をSNSで使い捨ての駒として調達します。その背後で資金洗浄(マネーロンダリング)やノウハウ提供を行い、上前をはねる「黒幕」や「上位層」として、現役の指定暴力団幹部や準構成員が深く関与しているケースが捜査によって次々と明らかになっています。看板を隠し、実体を見えにくくした「犯罪の地下潜行」が現代の治安リスクとなっています。