ナスの剪定を図解解説!収穫量が倍増する3本仕立てと更新剪定の極意
ナスの剪定を図解解説!収穫量が倍増する3本仕立てと更新剪定の極意の全体像を詳しく解説してご紹介します。
3本の主枝が順調に伸びて実をつけ始めたら、日常的な管理として「側枝の摘心(てきしん)」と「葉かき」へと移行します。ここでの作業をルーティン化できるかどうかが、夏場の成り疲れを防ぐ分かれ目となります。
「1果1葉」を守る側枝の切り戻しテクニック
主枝から横に伸びてくる側枝には、花が咲いて実がつきます。この側枝をそのまま伸ばし続けると樹形が崩れるため、側枝に花が咲いたら「その花の先にある葉を1枚残して先端をハサミで切る(摘心)」という処理を行います。
実を収穫する際は、実の根元で切るのではなく、実がついた側枝の付け根にある「1節目」まで切り戻します。こうすることで、次の新しい側枝が付け根から勢いよく生え、次々と新しい実をつけるサイクルが完成します。
葉かきを行うベストなタイミングと枚数の目安
ナスの大きな葉は光合成に欠かせない一方で、古くなると光合成能力が落ち、単なる養分消費器官に変わります。また、実の表面に葉が擦れると「スレ傷」ができて実が固くなる原因にもなります。
葉かきを行うべき明確な基準は以下の3点です:
- 株の最下層にある、地面に触れそうな黄色く変色した下葉
- 収穫を終えた節より下にある古い葉
- 病斑(斑点や粉状の白カビ)が出ている葉や害虫の食害がひどい葉
一度に大量の葉を切り落とすと光合成量が急減して株が弱るため、1回の作業で取り除く葉は1株あたり2〜3枚程度にとどめるのが失敗しないコツです。