犬の顎乗せは甘えそれともSos?震えやしこり・危険な病気の真相
犬の顎乗せは甘えそれともSos?震えやしこり・危険な病気の真相に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
スキンシップの最中に犬の顎下を撫でていて、「コリコリとしたしこり」や「左右非対称な腫れ」に気づいたときは、決して放置してはいけません。犬の下顎の付け根、喉骨の両脇あたりには「下顎リンパ節」という重要な免疫器官が存在します。健康な状態では大豆から小豆程度の弾力ある組織ですが、体内で炎症や免疫反応が起きると大きく腫れ上がります。
顎下のリンパ節がピンポン玉のように硬く腫れている場合、最も警戒すべき疾患のひとつが悪性リンパ腫です。リンパ腫は進行が早く、全身のリンパ節へと波及するため、早期発見と早期の抗がん剤治療開始が生死を分ける鍵となります。
リンパ節以外の腫れとしては、以下のような口内トラブルや唾液腺の病気が挙げられます。
- 根尖周囲膿瘍(こんせんしゅういのうよう):重度の歯周病によって歯の根元に膿が溜まり、顎の骨を突き破って皮膚が腫れ上がったり破裂したりする状態。
- 唾液腺嚢胞(唾液瘤):唾液を分泌する管が詰まり、顎下や舌の下に粘り気のある唾液が風船のように溜まって腫れる病気。
- 悪性黒色腫(メラノーマ)や扁平上皮癌:歯肉や口腔粘膜に発生した悪性腫瘍が顎骨へ浸潤し、外側まで変形・腫大するケース。
日頃から首回りをマッサージする習慣をつけ、左右のリンパ節の大きさに違いがないか、熱感や硬い異物感がないかを定期的に確かめる姿勢が不可欠です。