紫陽花の挿し木は水栽培で失敗ゼロ!発根率が劇的に変わる3つの極意
紫陽花の挿し木は水栽培で失敗ゼロ!発根率が劇的に変わる3つの極意の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
水挿しを成功させるうえで、最も決定的な要素となるのが「茎の切り口処理」と「水換えの頻度」だ。水中で根を発生させるためには、導管を潰さずにしっかり保ち、かつ雑菌の繁殖を徹底的に防がなければならない。
まず茎をカットする際は、切れ味の良い刃物(剪定バサミやカッターナイフ)を使い、水の中で斜め45度に切り落とす「水切り」を行うのが必須だ。斜めに切ることで断面積が広がり、水を吸い上げる効率が飛躍的に高まる。さらに、切り口の断面に縦にひと筋の切れ込みを入れる(十字に切れ込みを入れる)ことで、発根を促す形成層の露出面積が増え、白い細根が劇的に発生しやすくなる。
そして、もうひとつの秘密が水の交換頻度である。水中の酸素は時間とともに減少し、茎から出た代謝物や雑菌が水質を悪化させる。基本は「1日1回」、特に夏場や室温が高い日は朝夕の2回、新鮮な水道水に交換することが欠かせない。カルキ(塩素)が含まれる水道水をそのまま使うことで、かえって雑菌の増殖を抑える効果が得られる点も覚えておきたい。