コーギーの尻尾を切る理由は?歴史と税金・現在の動物福祉まで徹底解説

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コーギーには「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」という別個の2犬種が存在します。一般的に「コーギー=尻尾がない」と思われがちですが、品種や犬種標準(スタンダード)の定義には明確な違いがあります。

カーディガン種は古くから長いキツネのようなふさふさした尾を保持する基準となっており、断尾されることは原則としてありません。一方で、愛玩犬として世界的な爆発的人気を博したペンブローク種は、歴史的な経緯から「短い尾」が品種の特徴として認識されてきました。遺伝的に生まれつき尻尾が短い「ナチュラル・ボブテイル(NBT)」の個体も稀に存在しますが、全体のごく一部にとどまります。

項目ペンブローク(断尾あり/なし)カーディガン(本来の姿)編集部の見解・評価尻尾の標準形状短い(伝統的基準)または自然な長尾ふさふさとした長いキツネ状の尾外見の固定観念は人間の歴史的選択によるものJKC登録基準の規定短尾・断尾・長尾いずれも許容断尾は認められず長尾が必須近年はペンブロークの長尾審査も定着原産国(英国)の法規制2007年動物福祉法で原則禁止元より断尾処置の対象外発祥国イギリスでも愛玩目的断尾は違法国内ブリーダーの対応状況断尾派約65% / 非断尾派約35%100%が自然な長尾を維持日本でも非断尾ブリーダーが年々増加中

一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)をはじめとする主要畜犬団体でも、かつては「短い尾」が厳格なスタンダードとされていました。しかし国際的な動物愛護運動の広がりを受け、現在は「自然な長い尾(ナチュラルテイル)を持つペンブローク」も正式なショードッグとして出陳・評価が認められるよう規則改定が行われています。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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