【二枚舌とは】意味や心理・特徴を見抜く!職場での対処法と末路
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「二枚舌」とは、1つの口の中に舌が2枚あるかのように、相手や場面によって矛盾した発言や嘘をつくことを意味する慣用句です。一般的には「二枚舌を使う」「二枚舌を弄(ろう)する」という形で用いられます。
この言葉のルーツは、古くから伝わる仏教の教えにあります。仏教において人間が犯しやすい10種類の悪業を定めた「十悪(じゅうあく)」の中に、「両舌(りょうぜつ/ふたじた)」という戒めが存在します。両舌とは、あちらでこちらをそしり、こちらであちらをそしることで、人々の仲を裂く「離間語(りかんご)」のことです。この「両舌」が民間へと広がる中で、文字通り「二枚の舌」という表現へと変化し、定着していきました。
「二枚舌」と「単なる嘘つき」には明確な違いがあります。単なる嘘つきは事実と異なる架空の話をするだけですが、二枚舌を使う人は「AさんにはAさんの味方のフリをし、BさんにはBさんの味方のフリをする」という二面性を持ちます。発言そのものの真偽以上に、関係性を分断させたり、自分の立ち位置を有利に偽装したりする点に強い悪質性があります。