アガベシロップとは?体に悪いと囁かれる理由と砂糖・蜂蜜との違い
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アガベシロップとは、主にメキシコを中心とする乾燥地帯に自生する多肉植物「ブルーアガベ(竜舌蘭:リュウゼツラン)」の茎(ピニャと呼ばれる球茎部分)から抽出された樹液を精製・濃縮した天然甘味料です。アガベ自体は古くから先住民族の間で食用や醸造酒の原料として重宝され、メキシコの名酒テキーラの主原料としても世界的に知られています。
伝統的な製法では、巨大なアガベの茎を収穫したあと、加熱・搾汁して得られる液に含まれる多糖類「イヌリン」を、加水分解によって単糖類へと分解します。その後、余分な不純物をろ過・加熱濃縮することで、私たちが普段目にする透き通った琥珀色の液体シロップへと仕上がります。
味わいは蜂蜜のように強いクセがなく、すっきりとした上品な甘さが際立っています。さらに冷たい水やヨーグルトにも素早く溶けるという優れた物理特性を持ち、ヴィーガン(完全菜食主義者)にとっては蜂を介さない植物性甘味料の筆頭格として、欧米をはじめ日本国内のオーガニック市場でも確固たる地位を築いてきました。