片岡五郎の若い頃が超美形!悪役俳優の知られざる素顔と現在
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片岡五郎の悪役としての経歴を語る上で絶対に外せないのが、深作欣二監督が日本映画史に革命を起こした実録やくざ路線の金字塔『仁義なき戦い』シリーズへの出演です。怒号と暴力が渦巻く東映京都撮影所において、片岡は仁義の崩壊に翻弄される若き組員や幹部を体当たりで演じ切りました。後年のインタビューで本人が「深作監督の現場は常に怒声が飛び交い、本物の殺気がないと画面に映してもらえなかった」と振り返っている通り、命がけで挑んだリアリズムの追求が、彼の凄みある演技スタイルを完成させました。
そして、お茶の間の知名度を決定づけたのが、TBS系列で高視聴率を記録し続けた大ヒットハードボイルド刑事ドラマ『Gメン'75』への出演です。丹波哲郎や若林豪らが演じる捜査陣に対峙する凶悪な密輸組織のリーダー、冷酷なヒットマン、あるいは狡猾なインテリヤクザ役として幾度となくゲスト出演を果たしました。
当時の特番インタビューや撮影秘話によると、片岡の演じる悪役は単なる乱暴者ではなく、「どこか知性的で、計算高い冷酷さ」を漂わせていたため、視聴者にリアルな恐怖を植え付けました。『太陽にほえろ!』『特捜最前線』『西部警察』といった片岡五郎の出演ドラマ代表作においても、拳銃を構える姿や冷酷な微笑を浮かべるカットは、刑事たちの正義感を引き立たせる最高の触媒として機能したのです。