夫の自死に向き合う|残された妻の手続き・給付金と心の回復ガイド
今注目を集めている 夫の自死に向き合う|残された妻の手続き・給付金と心の回復ガイドについて、主要な情報を整理して公開しています。
夫の死後、速やかに確認しなければならないのが負債の有無と、勤務先における労務環境の実態です。
相続放棄の期限は3ヶ月以内
もし夫が多額の借金や保証債務を抱えていた場合、相続人は「自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヶ月以内」に家庭裁判所で相続放棄の手続きを行う必要があります。この期間内に何の手続きもしないと、マイナスの財産(借金)もそのまま引き継いでしまうため、通帳や郵便物、信用情報機関(JICC、CICなど)の開示請求を早急に進めることが不可欠です。
仕事の負荷が原因なら「過労自死」として労災認定が可能
長時間の時間外労働(月80時間超の残業など)や、職場での激しいパワーハラスメントによってうつ病などの精神障害を発症し、その結果として自死に至った場合、労働災害(労災)として認定される道があります。労災と認められれば、国から「遺族補償年金」や「葬祭料」が支給されるほか、会社に対する損害賠償請求の有力な根拠となります。タイムカードの記録、業務メール、日記、通院履歴などの証拠を保全し、労災問題に詳しい弁護士へ早期に相談することをおすすめします。