池田大作氏の国会証人喚問はなぜ幻に?政教分離論争と自公連立の深層

池田大作氏の国会証人喚問はなぜ幻に?政教分離論争と自公連立の深層の疑問点について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

この対立の本質は、宗教問題という外皮を被った「剥き出しの権力闘争」でした。自民党は1993年に下野し、細川連立政権の誕生を許したトラウマを抱えていました。その連立政権の中核にいたのが公明党であり、小沢一郎氏とタッグを組んで結党された新進党は、1995年夏の参院選で大躍進を遂げます。

危機感を募らせた自民党は、亀井静香氏や白川勝彦氏らを中心に「憲法20条を考える会」や超党派組織「四月会」を結成。機関紙やテレビ討論などを通じて「創価学会による日本支配」「政教一致の危険性」を徹底的にキャンペーン化しました。

自民党の狙いは極めて明快でした。池田氏を国会の証言台に立たせる構えを見せることで新進党内の旧公明勢力と他党出身者(旧新生党、旧民社党など)の間に亀裂を走らせ、「新進党を内部崩壊させること」こそが真の狙いだったのです。池田氏の喚問要求は、政権与党が野党第一党の息根を止めるための究極の脅し球(ブラフ)として機能していました。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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