なぜ差がつく?制服イラストが劇的に上手くなるシワとポーズの極意
なぜ差がつく?制服イラストが劇的に上手くなるシワとポーズの極意とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。
魅力的な制服イラストの描き方において、最初につまずきやすいのがジャケットやトップスの「立体構造の把握」です。普段着のTシャツやパーカーと異なり、制服にはテーラード仕立て特有の硬さや型崩れしにくい芯地が存在します。
ブレザー制服のイラストを描く際は、まず「肩パットの厚み」と「襟(ラペル)の折り返り」を意識します。肩のラインを人体の鎖骨に沿わせるのではなく、肩先よりわずかに外側へ張り出させることで、制服特有のカチッとしたフォルムが生まれます。胸元のVゾーンは、インナーのシャツ、ネクタイ、そしてブレザーの前身頃という「3層の段差構造」を意識して描くことが平坦さを防ぐ鉄則です。
一方、セーラー服のイラスト構造で最も重要なのは、特徴的な四角い襟(セーラーカラー)と胸当ての空間把握です。襟は背中側から肩の丸みを経由して胸元へ落ちてきますが、肩トップで浮き上がりが発生します。首周りにペタッと貼り付けるのではなく、首と布の間に指1本分の隙間を設ける意識を持つと、一気に説得力が増します。胸元のスカーフ留めやタイが布地を絞り込む力関係を線画に反映させると、布の張りとたるみが鮮やかに表現できます。