兵庫県公立高校倍率2023確定版|進学校急騰の深層と合格ボーダー
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2023年入試の最大の焦点となったのが、長田高校倍率急上昇の理由です。前年度に倍率が落ち着いていた長田高校では、当初の志願者集計時から一転して希望者が膨らみ、確定倍率は1.3倍を超える高水準に達しました。教育現場ではこの現象の背景にある「受験生の心理的スパイラル」が指摘されています。
高校受験業界で広く知られる「隔年現象(倍率が下がった翌年は敬遠が解けて急上昇し、上がった翌年は敬遠されて下がる循環)」が極めて顕著に現れた格好です。前年に「長田が入りやすかった」という情報が模試会場や保護者ネットワークを駆け巡り、「今年なら手が届くのではないか」という挑戦志向の層が神戸市西部・明石エリアから大量に流入しました。
さらに見逃せないのが、神戸高校倍率2023推移との連動性です。第1学区の頂点に君臨する神戸高校と長田高校は、常に優秀層を奪い合う関係にあります。神戸高校普通科が例年通りの高水準で安定推移するなか、内申点満点(250点)に近い持ち点を有する受験生たちが、第1志願加算点(25点)の威力を信じて長田高校に強気の出願を敢行しました。その結果、中間層から上位層までが一極集中し、近年稀に見る超過激な出願状況が生み出されたのです。