腹痛と下痢が続く原因とは?治らない病気の見分け方と受診目安

腹痛と下痢が続く原因とは?治らない病気の見分け方と受診目安の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。

お腹の調子が急激に崩れたとき、まず疑われるのがウイルスや細菌による感染性胃腸炎です。ノロウイルスやロタウイルス、カンピロバクター、サルモネラ菌などは、体内に入ってから発症するまでに感染性胃腸炎の潜伏期間として半日から数日(カンピロバクターでは2〜7日程度)を要します。通常、ウイルス性であれば2〜3日、細菌性でも数日から1週間程度でピークを越えるのが一般的です。

一方で、腹痛や下痢が続く期間が1週間を超えて一向に回復の兆しが見えない場合、急性胃腸炎の枠組みを超えた病態を疑わなければなりません。感染後の腸内細菌叢の乱れ(感染後過敏性腸症候群)をはじめ、腸粘膜に慢性的な炎症が生じているケース、あるいは大腸の器質的病変が進行しているサインである可能性が高まります。

とりわけ注意すべきは、「腹痛や下痢が続くものの熱はない」という状態です。発熱がないからと安心しがちですが、発熱を伴わない慢性下痢こそ、慢性炎症性疾患や機能性疾患、薬剤性腸炎などが潜んでいる典型的なパターンといえます。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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