Radwimps「五月の蝿」の狂気と真相|歌詞の意味・モデル説を徹底解剖
Radwimps「五月の蝿」の狂気と真相|歌詞の意味・モデル説を徹底解剖の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
『五月の蝿』を正しく理解する上で欠かせないのが、同時収録された『ラストバージン』との関係性です。2013年10月16日にリリースされたシングルは『五月の蝿 / ラストバージン』という両A面の形態をとっており、この2曲は人間の感情の「光と影」「白と黒」を完璧に二分しています。
同年12月にリリースされた7thアルバム『×と○と罪と』において、この2曲はアルバムの背骨となる重要な役割を果たしています。「ラストバージン」で「生まれて初めてと これからできる限りを」と歌う至高の愛が存在するからこそ、「五月の蝿」の底知れぬ憎しみが際立ちます。愛が深ければ深いほど、それが損なわれた時の憎悪もまた底なしになるという、人間の心理的真理が提示されているのです。