絵の具で金色は作れる?失敗しない混色比率と金属光沢の表現テクニック
絵の具で金色は作れる?失敗しない混色比率と金属光沢の表現テクニックについて重要なポイントを解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
使用する絵の具のバインダー(展色剤)と透明度によって、同じ比率で混色しても仕上がりの質感は劇的に変わります。現場の作画検証で判明した画材別の特性と使い分けは次の通りです。
アクリル絵の具における金色の作り方:
乾燥後に耐水性の皮膜を形成するアクリル絵の具は、厚塗りと乾燥後のツヤ感が特徴です。イエローミディアムに少量のローアンバーとチタニウムホワイトを加え、不透明なベース層を作ります。さらに乾燥後、ツヤ出し用のグロスメディウムをトップコートとして重ね塗りすることで、油彩画のような深い艶とメタリックゴールド調色の質感が立ち上がります。
水彩絵の具での金色代用:
透明水彩の場合、絵の具自体の隠蔽力が低いため、白を混ぜすぎると画面が濁って粉っぽくなります。水彩での金色代用は「紙の白さ」をハイライトとして残すのが定石です。ウォッシュ技法で明るいイエローオーカーを薄く広げ、乾かないうちに影となる部分へバーントアンバーを滲ませる(ウェット・イン・ウェット)ことで、水彩特有の澄んだ貴金属の輝きを表現できます。
ポスターカラーでの混色:
マットで均一な発色が得られるポスターカラーでは、ムラのない平塗りが強みになります。黄色と茶色に白を均等に練り合わせることで、アニメのセル画や看板グラフィックで見られるような、クッキリとした2Dゴールドトーンを素早く作ることが可能です。