ガラケー女のデマ市議は誰?拡散の真相と判決・原田元市議の現在
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日本中があおり運転事件の残虐さに憤慨していた2019年8月、SNS上では加害者の男と共に現場にいた女性の身元特定、いわゆる「鬼女まとめ」や「特定班」の暴走が始まりました。その渦中で、誤ったデマを拡散して世論の糾弾を浴びた政治家が、愛知県豊田市議会議員(当時)の原田隆司(はらだ・たかし)氏でした。
原田元市議は2019年8月28日、自身のFacebookアカウントにおいて、全くの無関係である東京都内の会社経営者の女性の写真や実名が記載されたネット上のまとめ投稿を引用。「早く逮捕されるよう拡散希望」などの文言を添えて投稿しました。一般のネットユーザーならず、地域社会の信頼を背負い、市民の模範たるべき市議会議員が、裏付け取材も確認も一切行わないままガラケー女 デマ 市議会議員としてフェイクニュースの片棒を担いだのです。
この軽率な投稿は瞬く間に拡散され、女性を真犯人と信じ込ませる決定打となりました。市議という肩書きがデマに「公的なお墨付き」を与えてしまった構図は、メディアでも厳しく指弾されました。批判が殺到したことを受け、原田市議は投稿を削除したものの、すでに被害女性の名誉と生活は修復不能なまでに破壊されていました。
「常滑市議」と検索される謎のからくり|なぜ誤解が広がったのか?
インターネットの検索窓には今なお「常滑市議 デマ拡散 誰」という予測ワードが表示されることがあります。しかし、常滑市議会および同市の議員は本件に一切関与していません。この混同が生まれた背景には、インターネット特有の情報伝播のバグが存在します。
原田元市議が所属していたのは「愛知県豊田市議会」でしたが、同じ愛知県内の自治体である「常滑市」の議員に関する別件の炎上騒動や、ネット掲示板での誤った書き込みが尾ひれをつけて拡散された結果、検索アルゴリズムが地名を混同して定着させてしまったのが実態です。無関係の一般女性が犯人に仕立て上げられたのと同じように、無関係の議会までもが検索サジェストの風評被害を受けるという、ネットの暗部を浮き彫りにしています。