恋のマイアヒ空耳ブームの真相!のまネコ騒動とO-Zoneの現在
恋のマイアヒ空耳ブームの真相!のまネコ騒動とO-Zoneの現在に関する話題のニュースをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。
日本中を巻き込んだ「恋のマイアヒ」ですが、本来のタイトルはルーマニア語で『Dragostea Din Tei(菩提樹の下の恋)』。歌っていたのは、東欧の小国モルドバ共和国出身の男性3人組ポップグループ「O-Zone(オゾン)」です。陽気でハイテンションなダンスビートとは裏腹に、原曲の歌詞はピュアでほろ苦い失恋のラブソングでした。
最大のサビである「飲ま飲まイェイ」の部分は、ルーマニア語で「nu mă, nu mă iei(ヌ・マ、ヌ・マ・イェイ)」と発音されます。直訳すると「君は僕を連れて行かない、僕を選んではくれない」という意味であり、電話のコール音とともに去りゆく恋人を引き止められない青年の切迫した心情が歌われていました。
では、なぜこの哀愁の東欧ポップスが日本でコミカルな大宴会ソングへと変貌を遂げたのか。その発端は、2004年秋に個人クリエイターの「わた」氏がネット掲示板「2ちゃんねる」上で公開した自主制作のFlashアニメーションでした。「Hello」という冒頭の挨拶が「アロハ」に、「chiopesc(足を引きずる)」が「字引けよ」に、そして「nu mă, nu mă iei」が「飲ま飲まイェイ!」に聴こえるという強引かつ絶妙な空耳テキストが、アスキーアート(AA)のキャラクターたちのダンスとともに動画化されたのです。
当時、ADSLや光ファイバーといったブロードバンド環境が一般家庭に急速に普及し始めたタイミングと重なり、このFlash動画は爆発的な口コミを獲得。「米さ!米酒か!」「ピザマヤ」といった中毒性の高いフレーズがネットユーザーを虜にし、個人のウェブサイトから巨大掲示板、そして現実のカラオケボックスへと感染するように拡散していきました。