「権利」を叫ぶ史上最も不快な無敵者——『Re: ゼロ』レグルス・コルニアスが突きつけた「現代的邪悪」の正体
今注目を集めている 「権利」を叫ぶ史上最も不快な無敵者——『Re: ゼロ』レグルス・コルニアスが突きつけた「現代的邪悪」の正体について、多角的な視点をご紹介しています。
彼がこれほどまでに横暴でいられた理由は極めてシンプルだ。あまりにも強すぎたからである。「強欲」の大罪司教として彼が振るう権能は、自らの時間、および接触した対象の時間を完全に停止させるという、理不尽極まりない能力だった。
時間が止まった状態のレグルスには、あらゆる物理攻撃が届かない。剣聖ラインハルトの一撃すら傷一つ負わせることができず、逆に彼が投げつけた一粒の砂や息を吹きかけた空気は、すべての物質を貫通する最強の質量兵器へと変貌する。対策の手立てすら存在しないかのような絶望感を、作中屈指のスケールで突きつけた。