桑沢デザイン研究所の評判と倍率|課題の過酷さと美大落ちの真実

桑沢デザイン研究所の評判と倍率|課題の過酷さと美大落ちの真実にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

桑沢デザイン研究所を語る上で欠かせないのが、1957年に開設された歴史ある夜間部(専攻デザイン科・2年制)の存在です。近年、他業界からのリスキリングやキャリアチェンジを目指す層から絶大な注目を集めています。

夜間部に通う学生の年齢層は20代中盤から30代がボリュームゾーンであり、中には40代や50代の社会人、さらには四大・他美大を卒業した後に学び直す「ダブルスクール組」も少なくありません。授業は平日18時30分から開始されるため、定時退社が可能な会社員やフリーランス、アルバイトを続けながら通学することが可能です。

しかし、夜間部も昼間部同様に課題の量は膨大です。「仕事終わりの21時過ぎに帰宅し、そこから深夜3時まで課題制作、翌朝通常通り出社する」という生活が2年間続きます。生半可な気持ちで入学した社会人がスケジュールの過酷さに耐えかねてフェードアウトしていくケースもゼロではありません。

一方で、夜間部の就職実績は非常に優れています。既に社会人としてのビジネスマナーや前職の専門知識(マーケティング、プログラミング、建築、営業など)を持つ学生が、2年間で洗練されたポートフォリオを作り上げるため、「デザイン思考のできる即戦力人材」として大手企業のインハウスデザイナーや有力デザイン事務所へ中途採用枠で採用されるケースが多発しています。2年間の総学費が約160万〜180万円程度と、私立美大の4分の1以下で済む費用対効果の高さも社会人から選ばれる決定打となっています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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