北海道・美瑛「青い池」なぜ青い?奇跡の絶景と2026年最新ガイド

北海道・美瑛「青い池」なぜ青い?奇跡の絶景と2026年最新ガイドについて知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

美瑛の青い池を目の当たりにした際、誰もが抱く疑問が「なぜこれほど鮮烈な青色をしているのか」という点です。池の水自体をコップにすくってみると完全に無色透明であり、水そのものに着色されているわけではありません。

この発色の鍵を握っているのが、上流に位置する白金温泉の地下水に含まれる水酸化アルミニウムなどの成分です。白ひげの滝周辺から湧出するアルミニウムを含んだ温泉水が美瑛川の本流と合流すると、目に見えないほど微細な「コロイド粒子」が急速に生成されます。

このコロイド粒子が池全体に漂い、そこに太陽光が差し込むことで「チンダル現象(レイリー散乱)」が発生します。太陽光のうち波長の短い「青い光」だけが強く散乱されて人間の目に届き、波長の長い赤い光は水中に吸収されるため、私たちの目には鮮やかな青色として映るのです。さらに、池の底部に沈殿した白い鉱物粒子が光を反射し、水面の青さをより一層際立たせています。

現在でこそ世界屈指の観光名所ですが、この池ができた発端は観光目的ではありませんでした。1988年(昭和63年)12月の十勝岳噴火を受け、火山泥流から美瑛の町を守るために北海道開発局が建設した「泥流堰堤(コンクリートブロックの堤防)」の内部に、美瑛川の水が偶然溜まったことで形成されました。川沿いのカラマツや白樺が水没して立ち枯れ、現在の神秘的な景観が偶然完成したのです。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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