高齢運転者標識の義務は何歳から?貼る位置と罰則の落とし穴を追う
高齢運転者標識の義務は何歳から?貼る位置と罰則の落とし穴を追うの具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
高齢運転者標識の取り扱いにおいて、最も危険な落とし穴が「貼り付ける場所」に存在する。道路交通法施行規則第9条の6には、「車体の前面及び後面に、地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置」と明確に規定されている。バンパー付近やリアガラスの適切な位置がこれに該当する。
絶対に避けるべきなのが、車内側のフロントガラス(前面ガラス)への吸盤貼り付けだ。道路運送車両法の保安基準により、フロントガラスへの貼付物は車検ステッカーやドライブレコーダーなど法定の例外を除き厳格に禁止されている。良かれと思って前方の視界内にマークを貼り付けた結果、保安基準違反として警察の取り締まり対象になる事態が頻発している。
また、最近の車両に多いアルミ製ボディや樹脂製バックドアでは、従来のマグネットタイプが付かないケースも珍しくない。吸着面が不完全なまま走行して標識が脱落し、後続車に危険を及ぼす事例も報告されている。吸盤式(後部座席ガラス用)やステッカータイプなど、愛車の素材に合致した製品を正しく選択しなければならない。