右脇腹の後ろが痛い原因は?内臓疾患のサインと受診科の緊急見分け方

右脇腹の後ろが痛い原因は?内臓疾患のサインと受診科の緊急見分け方についての最新情報を徹底解説します。

総合病院の救急外来やプライマリ・ケアの現場を取材すると、右脇腹の痛みを自己流で解釈した結果、危険な病態に陥った患者の生々しい証言が浮かび上がってきます。

都内のIT企業に勤務する40代男性は、発症時の様子を次のように振り返ります。「完全リモートワークで連日12時間以上椅子に座りっぱなしだったため、右の腰から脇腹がズキズキし始めたときも『また重い腰痛が出た』としか思いませんでした。市販の湿布を何枚も貼り、痛みを紛らわすために熱い風呂に浸かって腰を揉んでいたんです。しかし深夜になって急激な悪寒に襲われ、体温計を見たら39.2℃。起き上がることすらできなくなって救急車を呼びました。診断は急性腎盂腎炎。医師から『あと半日我慢していたら敗血症で集中治療室行きだった』と告げられ、血の気が引きました」。

また、大手Q&AサイトやSNS上の医療相談ログを分析すると、右脇腹の鈍痛が続く理由を「骨盤の歪み」や「内臓下垂」といった根拠薄弱なネット情報に求め、整体やカイロプラクティックに通い続けて手遅れになりかけた体験談が無数に見つかります。整体での施術中に痛みが激化し、救急受診したところ胆嚢内に複数の胆石が詰まっていたという50代女性のケースもあります。骨や筋肉の問題であれば「安静時の楽な体勢」が存在しますが、内臓の被膜が引き伸ばされたり平滑筋が痙攣したりして生じる内臓痛は、横になっても丸まっても痛みが引かないという決定的な臨床差があります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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