おひなさんはいつ飾る?片付けの真相や由来・並べ方の最新マナー
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雛人形を飾る時期として最も縁起が良いとされるのが、二十四節気の「立春(2月4日頃)」から「雨水(2月19日頃)」にかけての期間です。特に雨水(うすい)の日は、雪が雨へと変わり雪解け水が大地を潤す時期であることから、農耕の始まりや生命の誕生を象徴し、良縁に恵まれる吉日として古くから重宝されてきました。
一方で、飾るのを避けるべきとされるのが前日の3月2日に慌てて出す「一夜飾り」です。葬儀の前夜を連想させるため縁起が悪く、神仏を迎える礼儀に反するとされています。最低でもひな祭りの1週間〜10日前には飾り付けを完了させるのが望ましいスケジュールです。
気になる片付けの時期については、節句が終わった直後の「啓蟄(3月5日頃)」から3月中旬が目安となります。「片付けが遅れると婚期が遅れる」という有名な言い伝えには、大きく分けて2つの根拠が存在します。
1つ目は、雛人形が子どもの「厄を引き受ける身代わり(形代)」であるため、役目を終えたら速やかに片付けて厄を遠ざけるという宗教的・民俗的意味合い。2つ目は、梅雨に向けて湿度が高くなる前に人形を大切に収納させるための「整理整頓の習慣づけ・しつけ」としての教訓です。天気の悪い湿気の多い日にしまうとカビや虫食いの原因になるため、3月上旬の「カラッと晴れた乾燥した日」に片付けることが人形を長持ちさせる実用的な正解です。