たれすと動画は見れない?閉鎖の噂とウイルス感染・違法性の全真相

たれすと動画は見れない?閉鎖の噂とウイルス感染・違法性の全真相とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

サイトが閲覧不能になると、ネット上には即座に「たれすと 閉鎖の噂」とともに、「たれすと 後継」「たれすと 代わりのサイト」といった検索フレーズが浮上します。しかし、ここにサイバー犯罪組織が長年仕掛けている極めて危険な集客モデルが存在します。

記者がセキュリティラボの隔離環境(サンドボックス)を用いて、現在「たれすとの後継」「復活版」と自称する複数のクローンサイトを潜入調査したところ、ページを開いた瞬間に悪意あるスクリプトが複数発動する危険な状態が確認されました。元来の運営者が親切心で後継サイトを立ち上げることなどまずあり得ず、その大半は元のサイト名を騙ってアクセス数を稼ぎ、マルウェアをばら撒く第三者のサイバー犯罪集団による「フェイクサイト」です。

具体的には、以下のような「たれすと ウイルス感染」およびサイバー被害の手口が日常的に横行しています。

第一に、「ブラウザのプッシュ通知機能の悪用」です。動画再生ボタンを押そうとすると「ロボットではないことを証明するために許可を押してください」という偽のダイアログが出現し、一度「許可」をクリックすると、日常的にPCやスマートフォンの画面右下に「ウイルスに感染しました」「システムが破損しています」といった恐怖を煽る偽警告が連続してポップアップ表示されるようになります。

第二に、「勝手なアプリ・構成プロファイルのインストール」です。特にスマートフォンユーザーを標的とし、動画を再生するための必須プレイヤーと偽って悪質な構成プロファイルや非公式APKファイルをダウンロードさせ、LINEや各種SNSアカウントの認証情報、保存されたクレジットカードデータをバックドア経由で外部サーバーへ送信させます。

第三に、「バックグラウンドでの不正マイニング(クリプトジャッキング)」です。動画が読み込まれているように見せかけるダミー画面の裏で、端末のCPUやGPUをフル稼働させて暗号資産を勝手にマイニングさせ、端末の異常発熱やバッテリー寿命の急激な劣化を引き起こす手口です。「たれすと 危険性」の議論において見落とされがちなのが、これら目に見えない形での端末搾取なのです。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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