なぜ「無敵の人」は生まれるのか?失うものなき心理と孤立の真相を解剖
なぜ「無敵の人」は生まれるのか?失うものなき心理と孤立の真相を解剖に関する主要な事実を徹底的にまとめました。詳細な解説をご覧ください。
「無敵の人」というフレーズの生みの親は、巨大掲示板「2ちゃんねる」の創始者である西村博之(ひろゆき)氏です。無敵の人 ひろゆき 由来を辿ると、2008年に自身のブログへ投稿した論考に突き当たります。当時、秋葉原無差別殺傷事件などが社会に衝撃を与えるなか、ひろゆき氏は「失うものが何もない人間は、法による社会的制裁を恐れないため、社会にとって最も脅威となる」という趣旨の警告を発しました。
逮捕されれば職を失い、家族に迷惑がかかり、築き上げた社会的信用が失墜する――一般的に法律や社会規範が抑止力として機能するのは、人々が「守るべき生活」を持っているからです。しかし、非正規雇用の拡大や生活困窮、家庭崩壊によって社会的資産を一切持たない層にとって、逮捕や懲役は失うものが存在しないため脅威になり得ません。この構造的パラドックスを鋭く突いた言葉でした。
当時の無敵の人 ネットの反応を検証すると、当初は「ネット掲示板ならではのシニカルな皮肉」として受け止められていた側面が強かったといえます。ところが、2010年代から2020年代にかけて無差別殺傷事件や放火事件が頻発するにつれ、掲示板やSNSでは「予言が現実化した」「防ぎようがない社会のバグだ」といった戦慄混じりの投稿が急増しました。現在では、法学や社会学の専門家、警察関係者の間でも議論される重要概念へと変容を遂げています。