ネット馬券画像の保存術とSns的中スクショの偽造を見抜く全知識

ネット馬券画像の保存術とSns的中スクショの偽造を見抜く全知識の注目されている理由を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

「ネットで買ったのに、なぜか紙馬券の画像がSNSにアップされている」という光景を目にしたことがある読者も多いはずです。これらの一部はJRAが競馬場や場外発売所で発行する実物ではなく、馬券風画像作成ツール(馬券ジェネレーター)によって生成されたデジタルデータに過ぎません。

ジェネレーターが券面を再現するプログラミング的構造

Web上で公開されている馬券ジェネレーターは、HTML5のCanvas APIやSVGベクターデータを活用して構築されています。ユーザーが「競馬場」「レース番号」「馬番」「馬名」「金額」「式別(単勝・3連単など)」をフォームに入力すると、あらかじめ用意されたJRAの標準発券フォーマットのテンプレートにテキストが自動マッピングされ、数秒で本物そっくりの画像ファイルが出力される仕組みです。 一部の精巧なツールでは、用紙の地紋(JRAロゴの地模様)や、印字特有のドットマトリクスフォント、サーマルプリンターのわずかなインク滲みまでCSSフィルターで再現されています。

デベロッパーツール(要素の検証)を用いた照会画面の改ざん手口

さらに悪質なのが、公式のネット投票照会画面そのものを改ざんする手法です。PC向けブラウザ(Google ChromeやSafari)に標準搭載されている「デベロッパーツール(F12キー)」を使えば、画面上に表示されている「購入金額:100円」を「購入金額:10,000円」に、「払戻金額:0円」を「払戻金額:2,540,000円」へとローカル環境上で誰でも簡単に書き換えることができます。 書き換えた直後にブラウザのキャプチャを撮れば、JRAや地方競馬の公式ドメイン、公式UIを完全に備えた「偽の250万円的中スクショ」が完成します。SNS上で競馬予想を販売する悪質な情報屋が、自らの的中実績を粉飾するために用いる常套手段です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest