首マッサージで死亡は本当?脳梗塞を招く危険な施術とNg部位の真実

首マッサージで死亡は本当?脳梗塞を招く危険な施術とNg部位の真実の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

首のリスクは、街中のリラクゼーションサロンの揉みほぐしだけに留まりません。骨の歪みを整えると称して首を急に素早くひねる整体の首ポキポキ事故は、施術事故の代表例です。「ボキッ」という爽快感の裏で、一瞬のうちに頸椎の靭帯が伸びきり、動脈解離や頸椎損傷による後遺症(手足の恒久的な麻痺や強いしびれ)を負った被害者が今も後を絶ちません。

また、日常の思わぬ場面にも危険は潜んでいます。その一つが、洗髪台に首をもたれかけさせて長時間仰向けになることで発症する美容院脳卒中症候群(ビューティーパーラー・シンドローム)です。首を過度に後ろへ反らせる姿勢が続くと、頸椎の間で椎骨動脈が強く圧迫され、血流低下や解離を引き起こします。施術後に立ち上がった際、激しいふらつきやめまいに襲われた場合はこの状態が疑われます。

さらに見逃せないのが、頸動脈洞反射による失神のリスクです。首の左右、喉仏の横あたりにある頸動脈洞は、血圧を感知するセンサーの役割を果たしています。ここを指圧やマッサージで強く揉まれると、体が「血圧が急上昇した」と誤認し、心拍数を急激に落として血管を拡張させます。その結果、急激な脳貧血を起こして気を失ったり、極端な徐脈から心停止に至る危険すらあります。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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