ロタウイルスの便はなぜ白い?画像で見る特徴と緊急受診の見分け方

ロタウイルスの便はなぜ白い?画像で見る特徴と緊急受診の見分け方とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

実際にロタウイルス感染症を発症した現場では、下痢そのものへの恐怖だけでなく、激しい排便頻度に伴う二次被害が保護者を精神的・肉体的に追い詰めます。SNSや育児相談窓口に寄せられる保護者の生の声からは、過酷な介護の実情が浮き彫りになります。

「朝起きたらパジャマも布団も米のとぎ汁のような下痢でびしょ濡れになっていた」「1日に15回もオムツを替え、拭くたびにお尻が痛いと大泣きされ、親の側も泣きそうになった」という手記は決して珍しくありません。感染症情報センターや太田こどもとアレルギークリニック(新潟県長岡市)などの臨床現場からの報告でも指摘されている通り、ロタウイルスの下痢便には高濃度のウイルスと消化酵素が含まれており、赤ちゃんのデリケートな皮膚を急激に刺激します。

ここで多くの保護者が陥るミスが、市販のおしりふきやティッシュで毎回ゴシゴシと擦ってしまうことです。炎症を起こした皮膚を摩擦すると、皮膚の角質が剥が壊れ、出血や激痛を伴う重度の「おむつかぶれ」へと悪化します。臨床現場が推奨する鉄則は、「拭くのではなく、ぬるま湯で洗い流す(座浴・シャワー)」ことです。排便のたびに洗面台や浴室のぬるま湯で優しく流し、清潔なタオルで押さえるように水分を吸い取った後、プロペトやワセリンなどの皮膚保護剤を厚めに塗布して皮膚のバリアを維持することが、患児の苦痛を最小限に抑える鍵となります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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