鮭とサーモンの決定的な違いとは?生食の可否と寄生虫リスクの真相

鮭とサーモンの決定的な違いとは?生食の可否と寄生虫リスクの真相の重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。

私たちが刺身や寿司で親しんでいる「サーモン」の原材料表示を注視すると、主に2系統の魚種に大別されていることが分かります。

第1の主力は「アトランティックサーモン(タイセイヨウサケ)」です。ノルウェーやスコットランドなどの冷たい海域で養殖される大型種で、非常に豊かな脂の乗りととろけるような食感が特徴です。

そして第2の主力が、手頃な価格帯で人気の「トラウトサーモン(サーモントラウト)」です。名前に「サーモン」と冠されていますが、その正体はサケではなく淡水魚であるニジマス(レインボートラウト)を海水で養殖して大型化させたものです。

本来のニジマスは川や湖に棲む淡水魚ですが、海水に適応させる特殊な養殖技術(海水馴致)を用いることで、チリや国内沿岸の海で丸々と太らせることができます。身質が締まっていて鮮やかなオレンジ色をしており、さっぱりとした上品な脂が好まれています。生物分類学上はサケ科サケ属(Oncorhynchus)に属するため鮭の近縁種ではありますが、実質的には「海の生簀で育てた巨大なニジマス」というのが正確な実態です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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