外反母趾テーピングの巻き方決定版!ズキズキ痛む足を救うプロの技術
外反母趾テーピングの巻き方決定版!ズキズキ痛む足を救うプロの技術の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
ネット上の情報には、「寝ている間もテーピングで親指を引っ張れば形が元に戻る」といった危険な誤解が散見されます。これは医学的に極めてリスクの高い行為です。
第一に、就寝時のテーピング装着は絶対に行ってはなりません。睡眠中は副交感神経が優位になり、血流や体温が変化します。体重がかかっていない状態でテープによる牽引圧や締め付けが加わり続けると、抹消の血行不全を招くだけでなく、無意識の寝返りで関節に無理なねじれが生じ、朝起きたときに炎症が悪化しているケースが多発しています。夜間は足を完全に解放し、清潔にして休ませるのが鉄則です。
第二に、テーピングによって痛みが悪化するもうひとつの理由は「剥がし方の誤り」にあります。入浴後に勢いよくバリッと皮膚から引き剥がすと、角質層が破壊されて接触性皮膚炎(かぶれ)を引き起こします。かぶれた皮膚には翌日テープが貼れなくなり、ケアを中断せざるを得なくなります。
正しい剥がし方は、皮膚を指で押さえながら、毛の流れに沿ってテープを180度折り返すようにゆっくり滑らせることです。入浴中にお湯で糊をふやかすか、ベビーオイルやオリーブオイルをテープ表面に染み込ませてから剥がすと、角質を痛めずに驚くほどスムーズに取り除けます。