マチあり紙袋の作り方と展開図|プロが教える底抜け防止寸法比率
マチあり紙袋の作り方と展開図|プロが教える底抜け防止寸法比率の詳細解説を解説します。役立つ情報が満載です。
紙袋を美しく仕上げるための第一歩は、あてずっぽうに紙を折るのではなく、ペーパーバッグ展開図の基礎構造を理解することです。多くの愛好家が「折りながらサイズを決める」という失敗に陥りがちですが、業務用の製袋現場では必ず「完成希望サイズ(幅W・高さH・マチD)」から逆算して紙の総寸法を決定します。
包装資材の専門企業が公開している設計基準によると、横幅方向と縦方向の寸法は以下の計算式で完全に標準化されています。
- 必要な紙の横幅:(正面幅W + マチ幅D)× 2 + 横のりしろ(15〜20mm)
- 必要な紙の縦幅:口折幅(上部の折り返し:約30mm) + 本体高さH + 底折幅(マチ幅D ÷ 2 + 底のりしろ約20〜30mm)
ここで最も重要な数値が「底折幅」です。山元紙包装社の技術資料でも言及されている通り、底の折り幅は単純にマチの半分にするのではなく、必ず「マチの半分+のりしろ」を確保しなければなりません。この計算が狂うと、底を折り上げた際に左右のフラップが中央で重ならず、隙間が空いて底抜けの直接的な原因になります。