ロケット団の口上歴代全文徹底解説!名乗り変化の理由と解散の真相
ロケット団の口上歴代全文徹底解説!名乗り変化の理由と解散の真相に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。
全シリーズを通じて視聴者に最も強烈な違和感と衝撃を与えたのが、『ポケットモンスター ベストウイッシュ(BW)』序盤におけるロケット団口上BWシリアス版です。普段の白服から漆黒のエージェントスーツへと身を包んだ彼らは、それまでの「愛すべきポンコツ」の仮面を完全に脱ぎ捨てました。
【ベストウイッシュ(BW)初期シリアス口上全文】
ムサシ「なんだかんだと聞かれたら」
コジロウ「答えてあげるが世の情け」
ムサシ「未来の悪を先取りし」
コジロウ「大地に響く ロケット団」
ムサシ「天を欺く ロケット団」
コジロウ「輝く闇の 使者二人」
ムサシ「ムサシ!」
コジロウ「コジロウ!」
ニャース「ニャースで ニャンス!」
三人「ロケット団、参上!」
おなじみの「やな感じ〜!」という退場セリフも、空の彼方へ吹き飛ばされる演出も封印され、任務に失敗すれば煙幕やパラグライダーを駆使してスマートに撤退するプロの犯罪組織へと変貌しました。この劇的な路線変更は、シリーズのマンネリ化を打破し、サトシの冒険をよりソリッドに見せるための大規模なリブランディングでした。
しかし、ファンコミュニティからは「いつものロケット団らしくない」「親しみやすさが消えて寂しい」という戸惑いの声が続出します。さらに2011年3月に予定されていたロケット団対プラズマ団の前後編エピソードが東日本大震災の影響で放送延期(実質的なお蔵入り)となったことを契機に、物語全体の再構成を余儀なくされ、エピソードN編以降は徐々に元のコミカルな白服路線へと回帰していきました。
一方、ファンの間で長年愛されているのがソーナンス登場口上の真相です。ジョウト編第146話(通算173話)『ソーナンスとポケモンこうかんかい!!』で、コジロウの手違いによりムサシの手持ちとなったソーナンスは、当初「勝手にモンスターボールから飛び出してくるトラブルメーカー」でした。しかし、名乗りの最後に「ソ〜ナンス!」と右手を額にかざしてフレームインするタイミングの絶妙さが現場で高く評価され、いつしか「三人+一匹」の正式なカルテットとして口上に組み込まれることになったのです。これは脚本で綿密に計算された演出というより、現場の演出家と声優陣が生み出したライブ感の賜物でした。