クラウン前期後期の違い完全ガイド|歴代モデルの見分け方と選び方
クラウン前期後期の違い完全ガイド|歴代モデルの見分け方と選び方の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
中古車市場で活発に取引されている210系(2012〜2018年)と220系(2018〜2022年)は、前期・後期の違いが最も顕著に現れる世代です。
210系クラウン(アスリート/ロイヤルサルーン)の変遷
210系における最大のトピックは、2015年10月のマイナーチェンジです。クラウンアスリート前期後期比較を行うと、前期型で賛否を呼んだ「稲妻グリル」が、後期型ではグリルのメッキ枠がフロントバンパー最下部まで突き抜ける形状へと進化し、より押し出し感の強い立体メッシュパターンへと変更されました。リヤコンビネーションランプも、アスリート伝統の「丸目4灯」をモチーフにした立体リング発光テールへと刷新され、夜間における存在感が一変しています。
一方、クラウンロイヤルサルーン外装変更点としては、フロントグリル内の横バーに厚みを持たせ、アンダーグリルまで一体化させた重厚感ある顔つきへとリファインされました。さらにメカニズム面では、前期型の2.5L V6ガソリンエンジンに代わり、後期型で2.0L直噴ターボエンジン(8AR-FTS)を新設定。滑らかな加速感と自動車税の負担軽減を両立し、エンジン排気量・燃費スペックの選択肢が大きく広がりました。
220系クラウンのマイナーチェンジとコックピット革命
TNGAプラットフォームを採用した220系は、2020年11月にマイナーチェンジを実施しました。外装の変更幅は控えめながら、センターコンソール中央のインフォテインメントシステムに根本的な改変が加えられています。前期型で採用されていた上下2画面(8インチナビ+7インチ操作パネル)構造を廃止し、後期型では12.3インチの高精細ワイドタッチディスプレイを単一配置。エアコン操作系には直感的に扱える物理スイッチが復活し、操作性が飛躍的に向上しました。
また、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」も第2世代へとアップデート。交差点右折時の対向直進車・右左折時の横断歩行者検知機能や、ドライバー異常時対応システムが追加され、予防安全性能の世代間ギャップは歴代で最も大きなものとなっています。