パイナップルの育て方完全ガイド|ヘタ再生栽培から収穫までの全手順

パイナップルの育て方完全ガイド|ヘタ再生栽培から収穫までの全手順に関する最新のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

日本国内でパイナップル栽培に挑む際、最大の難関となるのが日本の冬をどう乗り切るかです。原産地の中南米では年間を通じて25〜30℃の熱帯気候。5℃を下回ると葉が赤紫色に変色して凍害を受け、0℃に達すると細胞が破壊されて即座に枯死します。

枯死を防ぐ境界線は「室温最低10℃以上(理想は15℃以上)」の維持です。晩秋の最低気温が12〜13℃を下回る10月中旬〜下旬には、屋外から室内の最も日当たりの良い窓際へと避難させなければなりません。このとき見落としがちなのが夜間の「コールドドラフト(窓辺の冷気流)」です。昼間はポカポカと暖かい南向きの窓際も、深夜には外気近くまで冷え込みます。夜間は窓から1メートル以上離し、段ボールや発泡スチロール、断熱シートで鉢全体を包む防寒対策が効果的です。

また、パイナップルの室内管理では日当たりの確保と水やり頻度の劇的な抑制が連動します。パイナップルは乾燥した過酷な環境に適応した「CAM型光合成」を行う植物であり、夜間に気孔を開いて二酸化炭素を取り込みます。冬場に日照が不足し、室温が下がって代謝が落ちている時期に通常通り水やりを行うと、鉢内が過湿となって100%根腐れを引き起こします。

冬場の水やりは「鉢土が完全にカラカラに乾いてからさらに3〜4日待って、気温が高い晴天の午前中に少量与える」程度で十分です。葉の根元(ロゼットの筒状部分)に水を溜めたまま低温下に置くと生長点が腐敗するため、冬は必ず土の表面だけに注ぐよう徹底してください。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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