長谷川式認知症スケールの点数基準とMmseの違い|判定の真相を解説
長谷川式認知症スケールの点数基準とMmseの違い|判定の真相を解説の総合ガイドをご紹介します。最新トレンドがチェックできます。
Q1:ネットでダウンロードした設問用紙を使って、自宅で親にテストしても正確な結果は出ますか?
A1:正確な結果は期待できません。専門的な訓練を受けた医療職が中立的な態度で実施しない限り、緊張や感情の反発、家族の無意識のヒント出しによって点数が上下します。本人の自尊心を傷つけるリスクが極めて高いため、家庭内での実施は避けましょう。
Q2:20点以下を取ってしまったら、確実に認知症と決まったわけではありませんか?
A2:確定ではありません。長谷川式はあくまで疑いを検出するスクリーニング検査です。うつ病による一時的な認知機能低下(仮性認知症)、甲状腺機能低下症、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、服薬の影響など、治療可能な疾患が原因で点数が低下しているケースもあります。必ず頭部MRIや血液検査を伴う確定診断を受けてください。
Q3:長谷川式とMMSEのどちらを受けるべきですか?
A3:患者側が選択する必要はありません。受診した医療機関の医師が、症状の現れ方や疑われる疾患に合わせて適切に選択、あるいは両方を組み合わせて実施します。物忘れが主訴であれば長谷川式、空間の把握や図形の認識に違和感がある場合はMMSEが重視される傾向があります。