マグロ呼吸の真実|なぜ止まると死ぬのか?驚きの睡眠とラム換水法

マグロ呼吸の真実|なぜ止まると死ぬのか?驚きの睡眠とラム換水法に関する質問を詳しくまとめました。詳細な解説をご覧ください。

Q1:マグロを飼育している水族館が日本国内に非常に少ないのはなぜですか?
A1:泳ぎ続けなければ窒息死する生態に加え、時速数十キロで直進するため、巨大な円形またはドーナツ型の水槽が必須となるからです。水槽の角を認識できずに衝突死するリスクが極めて高く、水質や水流の制御、照明管理に莫大な設備投資と高度な維持管理ノウハウが要求されます。

Q2:マグロの赤ちゃん(稚魚や幼魚)も生まれた瞬間からラム換水法なのですか?
A2:ふ化直後の仔魚(しぎょ)期は体が小さく、皮膚呼吸や未発達なエラで呼吸していますが、体長が数センチに成長し「ヨコワ(クロマグロの幼魚)」と呼ばれる段階になるとエラの筋肉ポンプが退化し、完全なラム換水法へと移行します。養殖現場では、この切り替わり時期に衝突死や沈降による窒息死が多発するため、最も飼育難易度が高いステージとされています。

Q3:カツオやサメもマグロと同じように止まると窒息死するのですか?
A3:同じサバ科に属するカツオも全く同様のラム換水法を採用しており、止まると窒息死します。また、軟骨魚類であるサメの仲間でも、ホホジロザメやアオザメなどの外洋性・高速遊泳性のサメはラム換水法に特化しており、静止すると呼吸ができません。一方、海底でおとなしくしているネコザメやドチザメなどはエラ孔を動かして自律呼吸ができるため、止まっても問題ありません。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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