名関脇・黒姫山とは何者か?デゴイチの伝説と孫へ受け継がれる闘志
名関脇・黒姫山とは何者か?デゴイチの伝説と孫へ受け継がれる闘志に関する基本知識をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
黒姫山が最も輝いたのは、いわゆる「輪湖(りんこ)時代」と呼ばれる1970年代の激戦期でした。当時の土俵には輪島、北の湖という対照的な2大横綱が君臨していましたが、黒姫山はその双方にとって最も不気味で手強い難敵として立ちはだかりました。
特に圧巻だったのが、怪童・北の湖との対戦成績です。全盛期の北の湖に対して真っ向から頭で当たり、圧力をかけて押し込む取り口で通算8勝(北の湖の26勝)を記録。横綱昇進後の北の湖から配給された金星4個は、昭和の土俵史に刻まれる金字塔です。輪島に対しても左下手を与えず前に出る相撲で苦しめ、金星4個をもぎ取っています。通算金星8個、三賞受賞8回(殊勲賞4回、敢闘賞4回)という実績は、大関昇進こそ逃したものの、実力は横綱・大関陣に何ら引けを取らなかった証拠といえます。