上の血圧は正常なのに下の血圧が高い?放置が招く動脈硬化リスクと改善法

上の血圧は正常なのに下の血圧が高い?放置が招く動脈硬化リスクと改善法についての疑問解決ガイドをご紹介します。

血圧を正しく評価するうえで、まず把握しておきたいのが医学的な基準値です。日本高血圧学会のガイドラインにおいて、診察室血圧における下の血圧の基準値は「85mmHg未満」が正常とされ、「90mmHg以上」に達すると拡張期高血圧に分類されます。自宅でリラックスした状態で測る家庭血圧の場合は基準がさらに厳しくなり、85mmHg以上で治療対象の高血圧と判断されます。

そもそも拡張期血圧とは、心臓が次の拍動に備えて大きく広がり、全身から血液を心室へと吸い込んでいる瞬間に血管壁へ加わっている圧力のことです。心臓がポンプとして最も強く縮んだ瞬間のピーク圧を示すのが「上の血圧(収縮期血圧)」であるのに対し、下の血圧は「心臓が休んでいる間も、血管内にどれだけの圧力がかかり続けているか」を表しています。つまり、下の数値が高い状態が続くということは、24時間絶え間なく血管の内壁に強い張り詰めたテンションがかかり続けている危険な状態を意味しています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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