2026年ドル見通し総点検!円高円安の分岐点と日米金利の行方
2026年ドル見通し総点検!円高円安の分岐点と日米金利の行方の全貌を詳しく解説してご紹介します。
相場の中長期的なトレンドを決定づける主因は、米連邦準備制度理事会(FRB)と日本銀行のスタンスです。市場が織り込むFRB利下げ見通しでは、パウエル議長をはじめとする高官らが「データ次第」の姿勢を崩しておらず、FOMC政策金利の引き下げ幅や到達点が常に焦点となっています。
一方、国内に目を向けると、日銀利上げ影響が徐々に実体経済や金融市場に浸透しつつあります。植田総裁率いる日銀は、経済・物価情勢が想定通りに推移すれば段階的に政策金利を引き上げる方針を維持しており、過去十数年続いた異次元緩和の残滓は完全に払拭されつつあります。
これら双方の中銀アクションによって、かつて5%以上開いていた日米金利差は縮小基調にあります。ただし、縮小のペースが緩やかであればキャリートレードの巻き戻しは限定的にとどまり、ドルの急落は回避される公算が大きいという見方も根強く存在します。