さくらと一郎の現在と解散の真相!夫婦説の誤解と歴代さくら波乱の軌跡
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「さくらと一郎」のキャリアを語る上で欠かせないのが、1974年7月に発売されたデビュー曲『昭和枯れすすき』の存在です。作詞・山田孝雄、作曲・むつひろしによるこの楽曲は、TBS系ドラマ『時間ですよ・昭和元年』の挿入歌として起用されたことを契機に火がつき、瞬く間に列島へ浸透しました。
冒頭の「貧しさに負けた いいえ世間に負けた」というあまりに赤裸々で切迫感に満ちた歌詞は、高度経済成長の影に取り残された人々の心情を強烈に捉えました。黒縁メガネに質素な和装という徹底した演出も相まって、レコードはオリコンチャートで16週連続1位を記録。公称150万枚(オリコン集計約130万枚)を超えるセールスを叩き出し、1975年のオリコン年間シングルチャート第1位に輝く金字塔を打ち立てました。
二人の出会いは、歌手を目指していた初代さくら(本名:河野春美)が、すでにクラブ歌手や歌唱指導者として実績を持っていた一郎(本名:徳田一郎)に師事したことが始まりです。歌唱力に定評のあった徳田一郎と、哀愁を帯びた独特のハスキーボイスを持つ河野春美の組み合わせにプロダクションが着目し、デュエットユニット「さくらと一郎」として世に送り出されました。