火野正平の若い頃が超絶イケメン!昭和の色男伝説と真相を徹底解剖
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私生活の華やかな話題ばかりが先行しがちですが、彼が半世紀以上にわたり第一線で活躍し続けられた本質は、子役時代(12歳で劇団こまどりに入団)から培われた本物の演技力にあります。火野正平出演ドラマ代表作を振り返ると、彼にしか演じられない唯一無二の当たり役がずらりと並びます。
なかでも時代劇ファンから不滅の評価を受けているのが、1977年に放送された『新・必殺仕置人』における「絵草紙屋の手代・正八(しょうはち)」役です。火野正平新必殺仕置人で見せた正八は、普段はお調子者で小心者、女性に目がなくコミカルな立ち回りを見せながらも、裏稼業の過酷な現実に直面した際には息をのむような悲哀と覚悟を瞳に宿す、極めて多面的なキャラクターでした。藤田まことさん演じる中村主水や山﨑努さん演じる念仏の鉄との絶妙な掛け合いは、シリーズ屈指の完成度と絶賛されています。
また、テレビ朝日系の『混浴露天風呂連続殺人事件』シリーズ(古谷一行さんとのコンビ)では、軽妙洒脱な掛け合いで長年にわたりお茶の間を沸かせました。シリアスな犯罪者から情けない小悪党、人情味あふれる町人、さらには重厚なサスペンスのキーマンまで、火野正平さんが画面に登場するだけで作品のリアリティと温度が一段上がる――そうした信頼を映画・ドラマ界の巨匠たちから勝ち取っていたのです。
そして2011年にスタートした火野正平にっぽん縦断こころ旅では、視聴者からの手紙に書かれた「こころの風景」を自転車で訪ねる旅人として登場。飾り気のない言葉で手紙を朗読し、道端で出会う人々や動物たちと無邪気に触れ合う姿は、かつて昭和を熱狂させた色男が、年輪を重ねて辿り着いた「究極の人間美」そのものでした。番組内で時折見せる若い女性への軽妙な冗談も、いやらしさを一切感じさせず、視聴者をほっこりさせる名物シーンとして親しまれました。