デトックス足湯は嘘か?お湯が茶色に変色するからくりと科学の真相
デトックス足湯は嘘か?お湯が茶色に変色するからくりと科学の真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
この足湯デトックスを巡っては、過去に大手マスメディアがその信憑性を巡って厳しい批判に晒された歴史があります。象徴的だったのが、2019年12月22日に放送されたテレビ東京系列の人気バラエティ番組『モヤモヤさまぁ〜ず2』での事例です。
番組内では、東京都内の整体院が導入している「衝撃の足湯デトックス」を取り上げ、出演者が足を浸してお湯が茶褐色に濁る様子を放映しました。しかし放送直後から、理科教育関係者、化学者、医師らから「中学校レベルの酸化還元反応を、あたかも体毒排出であるかのように誤認させる悪質な疑似科学の助長だ」との批判がSNSを中心に殺到。結果としてテレビ東京側が「一部誤解を招きかねない表現があった」と公式に釈明・反省のコメントを出す異例の事態に発展しました。
行政の監視体制も厳しさを増しています。消費者庁および国民生活センターは、根拠のない「体内浄化」「毒素排出」を謳う健康器具や施術に対して景品表示法違反(優良誤認)の適用を強化しており、過去にも「足裏樹液シート」などで合理的根拠が認められない事業者に対して措置命令を下してきました。医療機器としての承認を得ていない足湯機器が「疾患の予防」「重金属の排出」を標榜して宣伝・営業を行う行為は、医薬品医療機器等法(薬機法)に抵触する明確な違法行為となります。