しっぺデコピンババチョップの元ネタ判明!由来と続きの言葉の真相

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「しっぺ、デコピン、ババチョップ」という軽快なフレーズの中で、子どもたちがもっとも強いインパクトを感じていたのが「ババチョップ」です。幼少期に「汚いもの(ババ)の手でチョップされるのか」「近所のおばあちゃんのことか」と勘違いしていた人も少なくありませんが、この言葉の真の元ネタは昭和プロレス界の巨人・ジャイアント馬場(本名:馬場正平)です。

ジャイアント馬場がリング上で見せた代名詞的必殺技「脳天唐竹割り(通称:脳天チョップ)」は、2メートルを超える巨躯から相手の頭頂部へ手刀を垂直に叩き落とす豪快な技でした。昭和40年代から平成初期にかけて、金曜夜のゴールデンタイムにテレビ中継された全日本プロレスの熱気はお茶の間を席巻。熱狂した子どもたちが翌朝の学校で技を模倣した結果、「馬場が繰り出すチョップ=ババチョップ」として罰ゲームの選択肢に組み込まれました。

一方で、先頭を飾る「しっぺ」の歴史はさらに古く、室町時代の仏教禅宗にまで遡ります。漢字表記は「竹箆(しっぺい)」であり、座禅中に姿勢が崩れたり雑念を抱いたりした修行僧の肩を叩いて警策を与える仏具(長さ約1メートルほどの平たい竹の棒)を指していました。修行僧への戒めが転じて、人差し指と中指の2本で相手の手首の内側をパチンと叩くお仕置きとなり、江戸時代以降の民衆遊戯を経て現代の形へと定着した経緯があります。

続く「デコピン」は、額(おでこ)を中指や人差し指で弾く(ピンと弾く)行為を指す極めて古典的な罰ゲームです。近代では2024年にメジャーリーガー・大谷翔平選手の愛犬(英語名:Decoy)の日本名として世界的な脚光を浴びましたが、本来は江戸期から続く古典的な軽微な罰則表現であり、「しっぺ・デコピン・ババチョップ」は仏教・伝統・昭和プロレスが見事に融合した三位一体の言葉遊びだったのです。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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