山月記テスト対策完全攻略!頻出記述と虎になった理由をプロが解説

山月記テスト対策完全攻略!頻出記述と虎になった理由をプロが解説にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

『山月記』は唐代の伝奇小説『人虎伝』を原典とし、中島敦が近代的な自我と実存的苦悩を吹き込んだ傑作です。テスト対策の第一歩として、物語の骨組みを3分で整理しておきましょう。

秀才として名高かった隴西の李徴は、若くして超難関の国家試験「進士」に及第します。しかし性格は「狷介(けんかい:強情で協調性がない)」で、プライドの高さから「賤吏(下級官吏)」に甘んじることを嫌い、詩人として後世に名を残そうと官を辞職しました。妻子を抱えながら作詩に没頭する李徴ですが、文名は上がらず生活は困窮。ついに生活苦から再び地方の下級官吏へと舞い戻ります。

かつて見下していた同期の官吏たちに頭を下げ、命令に服従しなければならない日々に李徴の精神は耐えられませんでした。出張先の宿屋でついに発狂した李徴は、暗闇の中を走り去り、行方不明となってしまいます。

それから1年後、監察御史として出世した親友・袁傪の一行が山道を通った際、1頭の凶暴な虎が躍り出ます。虎は袁傪の姿を認めるや身を翻して草むらに隠れ、人間の言葉で「あぶないところであった」と呟きました。その声を聞いた袁傪が「友の李徴ではないか」と呼びかけたことから、草むらを隔てた李徴の凄絶な告白が始まります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest